さた‐にん【沙汰人】
沙汰人
沙汰人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 09:29 UTC 版)
沙汰人は元来、荘園領主や荘官の代理人として、命令や判決を現地で執行する者をさした。荘園公領制の弱体化と惣村の発達に伴い、沙汰人は惣村とのつながりを強めていき、惣村の指導者となることもあった。乙名が惣村の構成員から年功序列で選出されたのに対し、沙汰人は領主・荘官の執行人という職を出自とし、またその地位を世襲していた点で異なっていた。
※この「沙汰人」の解説は、「惣村」の解説の一部です。
「沙汰人」を含む「惣村」の記事については、「惣村」の概要を参照ください。
沙汰人と同じ種類の言葉
- 沙汰人のページへのリンク