山国神社とは? わかりやすく解説

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山国神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/24 06:55 UTC 版)

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山国神社
所在地 京都府京都市右京区京北鳥居町宮ノ元1番地
位置 北緯35度10分22.3秒 東経135度39分20.2秒 / 北緯35.172861度 東経135.655611度 / 35.172861; 135.655611
主祭神 大己貴命(大国主命)
社格 府社
創建 宝亀年間(770年-780年)
例祭 10月第2日曜日
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山国神社(やまぐにじんじゃ)は京都市右京区京北鳥居町にある神社

由緒

794年延暦13年)の平安遷都に際し木材山国杣より運ぶこととなり、宝亀年間(770年-780年)に修理職が本殿を造営したとされる。造営に際し和気清麻呂が祭主として奉仕した。1016年長和5年)三条天皇から神位正一位を贈られ御祈願所として菊花の紋章が贈られた。この紋は秋季例祭の神輿などに見られる。源平の乱により破壊されたが1233年天福元年)四条天皇により再建される。しかし1333年元弘3年/正慶2年)、元弘の乱によりまたも破却される。1370年応安3年)に足利義満の臣細川頼之山国荘に蟄居し、3年後復職の折に本社復興を執奏し、1399年応永6年)に社殿を復旧し綸旨を賜る。この時足利義満が丸に二つ引きの紋を奉納し以来この紋章を神社の紋章とする。その後戦国時代に破壊されるが1596年慶長元年)後陽成天皇により再建される。
1873年明治6年)郷社に、1900年(明治33年)府社に列格された。この間、山国隊西軍沙汰人・藤野齋が宮司となった。現在は齋の玄孫が宮司を継いでいる。

例祭

10月第2日曜日 還幸祭(山国隊鼓笛行進の奉納)

参考文献

京北町誌編纂委員会『京北町誌』 京北町、1975年 476ページ山国神社

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