決勝戦進出者の決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:54 UTC 版)
決勝戦に進出する選手やチームはトーナメント方式(勝ち残り式のノックアウトトーナメントやグループトーナメント)などの勝敗に基づいて絞り込まれる。 陸上競技のトラック種目、競泳、スキークロスのように、1ゲームに複数人ずつ参加する形態のスポーツ競技の場合、準決勝2ゲーム(1組と2組)を行い、各組の上位半数の者が決勝へと進み、下位半数の者が下位の順位決定戦に回ることになるが、上位者の参加する通常の決勝戦を「A決勝」または「ビッグ・ファイナル(big final)」、下位者の参加する順位決定戦(5位~8位決定戦など)を「B決勝」または「スモール・ファイナル(small final)」と呼ぶことがある。 7人制ラグビーの場合、グループリーグの順位に応じて、上から「カップ」「プレート」「ボウル」に進出。それぞれで決勝戦が行われている。 演芸や音楽のコンテストなどでは決勝戦のさらに上の段階で決勝戦の成績上位者の中から優勝者を決める「最終決戦」を設けている大会もある。最終決戦を設けている大会では、最終決戦の勝者が優勝者となる。 スポーツの大会やシーズンなどで全試合を終えて他の選手(チーム)と全く同じ成績の場合、プレーオフとして上位を決める試合をする時があり、これを同点決勝と呼ばれる時がある。例として大相撲の優勝決定戦など。また、プロ野球のクライマックスシリーズや全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦のように、1位と2位が同じ成績でなくとも、1位と2位以下による優勝者決定戦を行う場合もある。 トーナメントの決勝戦以外で優勝候補同士が当たる試合のことを事実上の決勝戦と表現をされることもある。
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