いけだ‐こううん〔‐カウウン〕【池田好運】
池田好運(いけだこううん ?-?)
江戸時代初期の航海家、日本で最初の西洋流航海術書「元和航海書」の著者。
池田好運は元和2(1616)年、当時長崎に居住していたポルトガル人マノエル・ゴンザロ(Manuel Gonzalo)に暦学や航法を学ぶとともに、彼とともにルソン(現フィリピン)に渡航した。池田は、その航海中にゴンザロから航海術の実地教育を受け、帰国後に「元和航海書」を著した。
著書「元和航海書」(元和4年1618)は、アストロラーベ(円環上に刻まれた目盛りによって、天体2星間の角距離や高度を測定する機器。主に天球上の星座配置を知る天体観測器として普及し、航海中の時刻や位置測定に使用される)、象限儀(円周の4分の1の目盛り盤を主とする天体観測器。天体や目標物の高度測定に使用される)といった機器にいついて紹介するとともに、緯度測定や水深測定法、磁石を使った航海術などについて触れた日本初の西洋流航海術書である。
池田好運は元和2(1616)年、当時長崎に居住していたポルトガル人マノエル・ゴンザロ(Manuel Gonzalo)に暦学や航法を学ぶとともに、彼とともにルソン(現フィリピン)に渡航した。池田は、その航海中にゴンザロから航海術の実地教育を受け、帰国後に「元和航海書」を著した。
著書「元和航海書」(元和4年1618)は、アストロラーベ(円環上に刻まれた目盛りによって、天体2星間の角距離や高度を測定する機器。主に天球上の星座配置を知る天体観測器として普及し、航海中の時刻や位置測定に使用される)、象限儀(円周の4分の1の目盛り盤を主とする天体観測器。天体や目標物の高度測定に使用される)といった機器にいついて紹介するとともに、緯度測定や水深測定法、磁石を使った航海術などについて触れた日本初の西洋流航海術書である。
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