水野勝 (官僚)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 水野勝 (官僚)の意味・解説 

水野勝 (官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 20:14 UTC 版)

水野 勝(みずの まさる、1932年9月7日 - 2017年3月25日[1])は日本実業家官僚。元国税庁長官

経歴

静岡県磐田市出身。磐田南高校から東京大学法学部第2類(公法コース[2])卒業後の1955年大蔵省(現・財務省)へ入省(主税局調査課[3])。1960年2月に科学技術庁原子力局政策課補償係長[4]1962年7月に館林税務署長[5]1963年7月に熊本国税局総務部総務課長。1964年7月に国税庁長官官房会計課長補佐。1966年8月に大蔵省主税局国際租税課長補佐。1967年8月に大蔵省主税局総務課長補佐(歳入担当)[6]1972年7月に関東信越国税局間税部長。1973年7月に国税庁長官官房参事官1978年6月に大蔵省主税局税制第一課長。1979年7月に大蔵省主税局総務課長。1981年6月に大蔵省大臣官房審議官(主税局担当)。1984年6月に東京国税局長1985年に大蔵省主税局長1988年12月27日国税庁長官を務め、1990年に退官。2004年瑞宝重光章受章[7][8]。叙正四位[9]

その後は生命保険協会副会長を経て、1994年日本たばこ産業社長に就任。その後は同会長を経て、相談役・顧問となる。日本税務協会会長、日本租税研究協会副会長も務めた。

著書

脚注

  1. ^ “水野勝氏死去=消費税導入に尽力”. 時事通信社. (2017年4月10日). http://www.jiji.com/sp/article?k=2017041001019 2017年6月25日閲覧。 
  2. ^ 『東大人名録 官公庁編』1988年発行、51頁
  3. ^ 『日本の官庁 第3巻』国土政策研究会、1989年発行、383頁
  4. ^ 『職員録 昭和38年版 上巻』大蔵省印刷局、1963年1月発行、158頁
  5. ^ 『新訂現代日本人名録 98,第4巻』日外アソシエーツ、1998年1月
  6. ^ 自著『税制改正五十年 回顧と展望』大蔵財務協会、2006年9月発行、13頁
  7. ^ 「春の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2004年4月29日朝刊
  8. ^ 平成16年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2004年4月29日). 2004年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月24日閲覧。
  9. ^ 『官報』第7011号、平成29年5月2日
先代
村上哲朗
国税庁関東信越国税局間税部長
1972年 - 1973年
次代
野村寛
先代
矢澤富太郎
国税庁東京国税局長
1984年 - 1985年
次代
山本昭市
先代
梅澤節男
大蔵省主税局長
1985年 - 1988年
次代
尾崎護



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「水野勝 (官僚)」の関連用語

水野勝 (官僚)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



水野勝 (官僚)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの水野勝 (官僚) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS