テトラヒドリドアルミン酸ナトリウム
(水素化アルミニウムナトリウム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/22 22:53 UTC 版)
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| 物質名 | |
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Sodium aluminium hydride |
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別名
Sodium tetrahydroaluminate |
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| 識別情報 | |
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3D model (JSmol)
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| ChEBI | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.033.986 |
| EC番号 |
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| Gmelin参照 | 91541 |
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PubChem CID
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| 国連/北米番号 | 2835 |
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CompTox Dashboard (EPA)
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| 性質 | |
| AlH4Na | |
| モル質量 | 54.003 g·mol−1 |
| 外観 | 白色固体 |
| 密度 | 1.24 g/cm3 |
| 融点 | 183 °C (361 °F; 456 K) 分解 |
| 溶解度 | THFに可溶 (16 g/100 mL、室温) |
| 危険性 | |
| GHS表示: | |
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
| 引火点 | −22 °C; −7 °F; 251 K |
| 185 °C (365 °F; 458 K) | |
| 致死量または濃度 (LD, LC) | |
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半数致死量 LD50
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740 mg/kg (経口, マウス) |
| 安全データシート (SDS) | Fisher Scientific |
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特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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テトラヒドリドアルミン酸ナトリウムまたは水素化アルミニウムナトリウムはナトリウムの水素化物で化学式NaAlH4で表される物質である。発火性の白色固体であり、テトラヒドロフランには溶解するがジエチルエーテルや炭化水素系の溶媒には不溶。可逆的に水素を吸収して保存できる水素吸蔵物質として検討されており[1]、有機合成のための試薬としても用いられる。テトラヒドリドアルミン酸ナトリウムは水素化アルミニウムリチウムと同様に、四面体構造のテトラヒドリドアルミン酸アニオン ([AlH4]-) とナトリウムカチオン (Na+) からなる塩である[2]。
生成方法と反応
テトラヒドリドアルミン酸ナトリウムは、トリエチルアルミニウムを触媒として高圧水素雰囲気下、200°Cでナトリウムとアルミニウムを反応させることによって得られる[3]。
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