気体力学研究所における液体燃料ロケットの開発
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1929年5月から電気ロケットと液体燃料ロケットエンジンの開発グループが編成された。ヴァレンティン・グルシュコが設立した。 1930年から1933年にORMシリーズのロケットエンジンがORM-1から推力2940N、比推力2060m/sのORM-52まで開発された。 1930年に硝酸や過塩素酸や過酸化水素を酸化剤として、ベリリウム等を燃料とするロケットが作られた。 酸化ジルコニウムのノズルやセラミックによる断熱の燃焼室が試みられた。 1931年に自己着火性推進剤と化学点火装置が試された。 ジンバル支持式のエンジン 1931年—1932年 燃焼室からのガス駆動によるピストン式燃料ポンプが運転された。 1933年 — 推力3000Nのエンジンの為に遠心式燃料ポンプの設計がされた。 1931年 — 約50基のエンジンが試験された。
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