民間委託の開始
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これまでの経営健全化計画は市営のままで事業を行うことを前提としたものであったが、一般会計から多額の繰入れをする厳しい状況が続いており、市の財政も逼迫していることから少しでも緩和しようと民間委託の検討が開始された。事業者公募等を経て2001年(平成13年)12月27日に錦西営業所の管理の受委託に関する契約を道南バスと締結。2002年(平成14年)度から始まる新経営健全化計画に備えた。 2002年(平成14年)4月1日、錦西営業所管理運営を5年間道南バスに委託し新たなスタートを切った。1年毎に委託路線を追加し交通部職員の配置転換や路線の効率化などを行い収支改善に努めた。こうした中で2003年(平成15年)5月1日に市長となった櫻井忠の公約のひとつに「民間でできることは民間で」と市営バス全面移譲が掲げられた。新経営健全化計画が終わる2007年(平成19年)度からの全面移譲を目標に検討が重ねられた。
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