民族・言語系統
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まず、烏桓族の祖先は東胡であると『三国志』や『後漢書』などの中国の史書は伝えてる。しかし、その東胡の言語系統については、ツングース説、モンゴル説、ツングースとモンゴルの混合説などとはっきりしていない。また、烏桓と同族とされる鮮卑についても、モンゴル説、テュルク説、モンゴルとテュルクの混種説など諸説ある。いずれにしても、烏桓はアルタイ諸語に分類されていることは、はっきりしている。
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民族・言語系統
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東胡の言語系統について、古くは ツングース系、或はモンゴル・ツングース混合系、或は東胡の子孫である鮮卑の言語をテュルク系、テュルク・モンゴル混合系とする説があったが、いずれの説も支持されていない。 近年は鮮卑(とくに拓跋部)の言語がモンゴル系であること、東胡時代の遺跡や遺物から鮮卑や烏丸に特徴的な習俗の痕跡が発見されていることから、東胡もモンゴル系とみる解釈が有力視されている。
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民族・言語系統
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「柔然語」も参照 『宋書』・『梁書』・『南史』などは匈奴の別種とし、『魏書』は東胡の末裔とし、『晋書』などは河西鮮卑としているが、白鳥,藤田の研究により、柔然の言語と鮮卑(拓跋)など東胡系民族の言語が同種である点、同じく辮髪である点、生活様式が同じである点から東胡系で鮮卑や烏桓、特に史書の記述から河西に居た拓跋鮮卑と同族である可能性が高い。近年の研究では鮮卑語をモンゴル語系とする見解が有力であり、柔然の言語もモンゴル語系である可能性が高い。
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