鮮卑語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 05:30 UTC 版)
鮮卑語(せんぴご)は、かつて鮮卑で話された言語である。その言語系統はモンゴル系ともテュルク系ともいわれるが、定説には至っていない。
- ^ 『三国志』鮮卑伝(王沈『魏書』)「其言語習俗與烏丸同。」、『後漢書』鮮卑伝「其言語習俗與烏桓同。」
- ^ 白鳥庫吉『東胡民族考』
- ^ Boodberg (1936) や Bazin (1950) は、東胡の子孫である鮮卑族、特に拓跋部の言語を turkish ないし proto-turkish original であるとした。《『騎馬民族史1』p9 注15、p218 注2》
- ^ Pullyblank (1962) p.239以下 や Ligeti (1970) によると、鮮卑語(特に拓跋語)の特徴はモンゴル語と近似するという。《『騎馬民族史1』p9 注15、p218 注2》
- ^ 武内康則 (2013). “最新の研究からわかる契丹文字の姿”. アジア遊学 (東京: 勉誠出版) 160 (契丹[遼]と10~12世紀の東部ユーラシア): 156-165. NAID 40019628298.
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