毎日登山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:08 UTC 版)
神戸市近郊の山々では近隣住民による「毎日登山」が大変盛んであり、山上の茶屋などに登山の履歴を記帳するノートが設置されている山も珍しくない。高取山の毎日登山が有名である。再度山では1905年(明治38年)頃から山歩きを楽しむ居留外国人達が「善助茶屋」にサインする習慣が根づき、これが広く定着したものとされる。毎日の登山回数を競い合うもので、現在でも続いており善助茶屋跡には「毎日登山発祥の地」の石碑が1978年(昭和53年)に建てられた。当初は「毎朝登山」と呼ばれ大正時代には400以上の登山団体があったとされる。2006年に開催されたのじぎく兵庫国体の縦走競技でも、神戸市立布引中学校(新神戸駅付近)からスタートして北向きに登り途中から全山縦走路に合流、摩耶山山頂のゴールに至るコースが採用された。神戸市では「神戸市民山の会 毎日登山累年成績表彰式」を恒例で行っており、11の山筋で季節を問わず年中無休で毎日登山をしている市民を表彰している。これまでに22,000回登山(平成25年度)を超えている強者もおり、その回数が突出している毎日登山愛好家もいる。
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