母 (三浦綾子の小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 16:08 UTC 版)
『母』(はは)は、三浦綾子の小説である。
1992年に角川書店にて刊行し、1995年に角川文庫に収録された。
内容
小林セキ(1873年 - 1961年)とその次男でプロレタリア作家の小林多喜二の、波瀾万丈に満ちた生涯を描く。第二次世界大戦後のセキの姿が描かれている。
映画化
2016年、『母 小林多喜二の母の物語』として映画化。2017年公開。
舞台化
- 1993年から前進座で、2005年から劇団アドック[1]で上演している。
- 河東けい(関西芸術座)が1993年から『母-多喜二の母』の題名で一人芝居として主に関西で上演を続けている。中国、韓国でも上演された。
- 朗読劇「マザー」(2023年7月7~8日、全2回公演、芦屋ルナ・ホール)主催:尋の塾[2][3]
- 朗読劇「マザー」(2023年9月17日、クレオ大阪東)[4]
- 朗読劇「マザー」(2025年5月10~11日、全3回公演、宝塚市立文化施設ソリオホール)主催:尋の塾[5]
関連項目
脚注
- ^ 劇団アドック 上演作品「母」
- ^ “【お知らせ】2023年7月7日(金)19時開演・8日(土)13時開演、朗読劇「マザー」がルネッサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール(兵庫県芦屋市)にて上演されます。原作/三浦綾子『母』”. 三浦綾子記念文学館 (2023年6月22日). 2025年5月12日閲覧。
- ^ “講演から演劇へ、元教授の思い 多喜二の母を朗読劇に 7月芦屋で”. 朝日新聞 (2023年6月2日). 2025年5月12日閲覧。
- ^ “三浦綾子『母』原作、喪失と回復を描いた朗読劇『マザー』大阪公演”. PR TIMES (2023年8月17日). 2025年5月12日閲覧。
- ^ “「マザー」再々上演”. kumakam (2025年2月4日). 2025年5月12日閲覧。
「母 (三浦綾子の小説)」の例文・使い方・用例・文例
- 私の母は言語学者です
- 私は母の顔に暗い影がさっとよぎるのを見た
- 彼は母の忠告に従った
- あなたのお母さんは年相応にはほとんど見えない
- 母さんも老けたなあと悲しく思った
- 母が病気だったので上司は私に2,3日余計に休むことを認めてくれた
- 彼女はほとんどまるで私の母親のような口ぶりだった
- 彼女は母親の病気にひどく苦しんでいる
- 彼は母親にしかられたとき口答えをした
- 母は彼女のことが気に入らない
- 母が私のために歯医者の予約をとっておいてくれた
- ロビンソン夫人はあなたのお母さんとほぼ同じくらいの年齢だ
- 母親は仕事の手を休めて息子の言い分を聞いてやった
- 私の母は授業料について問い合わせた
- 彼は祖母に強い愛情を抱いている
- 母は日曜日にはパンを焼く
- 彼の母のやさしさが父の厳格さを相殺するものとして働いている
- その小さな男の子は母親のそばに立っていた
- お母さんの助言は逆効果だったかもしれないが,君のためを思ってしたことを分かるべきだ
- 父は母よりも料理がうまい
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