段ボール芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:47 UTC 版)
イラストを描いた段ボールなど自作の大道具・小道具を使用した1人コントを演じる。ネタより先にイラストが完成することがある。 イラストで使う画材の費用は1年で約10万円かかり、これまで描いて来た作品は「思い出がある」とのことで全てを保管しているという。保管のために都内に3階建ての一軒家を借りている。 ハイテンション、ハイトーンボイスと落ち着きのない動きが特徴。ネタを始める前に漫談を行うことが多い。その後「というわけでコント、『○○』!」とネタのタイトルを言った後で「お楽しみに〜」と言い大道具の裏に移る。その後、ネタを始めるまで時間がかかる場合、つなぎとして「少々お待ちを〜」「しばしご歓談を〜」「別の事考えてて〜」などと言うこともある。ネタが終わった後には「というわけで、どうもありがとうございました」と言って終える。 チュン太郎とチュン次郎と名付けられたニワトリ2羽が登場することがある(見た目はニワトリだがチュンチュンと鳴く)。誕生のきっかけは、テレビ番組でネタを披露する際に持ち時間が1分と限られていることから、自分が鳥に扮してネタを進めるより絵にした方が効率が良いと考えたためである。チュン次郎が自分で、チュン太郎が自分の実の兄の設定。 基本的にネタにはなんらかのテーマ性が込められることが多く(道徳、雑学など)、その場合は芸が終わるとチュン太郎などの動くキャラが「タメになったね〜」「タメになったよ〜」と言う。 段ボールは大きく重量もそこそこあるため、運搬により右腕の筋力が鍛えられている。 普段は自転車通勤であり、ネタの段ボールはビニール袋で覆ってハンドルに引っ掛け持ち運んでいる。自転車移動が難しい営業先などには他の乗客へ迷惑にならないようラッシュ時は避け、段ボールを持って電車移動している。
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