歩行方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 10:12 UTC 版)
「ノルディックウォーキング」の記事における「歩行方法」の解説
動作の基本は通常のウォーキングであるが、歩行中の前脚の踵付近か、さらに後ろの地面にポールを突き、そのまま後方に押し出して推進力とする。このため、通常のウォーキングよりも歩幅がやや大きくなり、歩行速度が上昇する。後方に押しやるときに、手のひらを開いて力を抜き、そのまま楽な状態で前方に腕を戻すなど、幾つかのノウハウが存在する。一方、体幹よりも前にポールを突く動作は「ポールウォーキング」として区別され、使用するポールの形状も異なる。 歩行方法の教育には「テンステップ・プログラム」といわれる、国際ノルディックウォーキング協会 (INWA) が定める標準指導法により行われることが多い。気軽に始められる単純なスポーツである一方、効果的な歩行方法として動作を完全に習得するのは意外に困難であるため、専門の教育を受けた指導者による講習会も日本各地で行われている。指導者資格としては、INWAが認定する上位のインストラクター資格、日本ノルディックフィットネス協会 (JNFA) が認定する下位・中位のインストラクター資格、日本ポールウォーキング協会が認定するベーシック・アドバンスコーチ資格などがある。
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