歩きスマホに関する事故・事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 10:15 UTC 版)
「歩きスマホ」の記事における「歩きスマホに関する事故・事件」の解説
国土交通省によると、携帯電話やスマートフォンを操作していて駅のプラットホームから転落する事故。は、2010年度は11件、2011年度は18件、2012年度は19件(転落者数の0.6%だが、36.2%にあたる1,185人は「その他、不明」で、また、同省の担当者は「酔客は酔っているから自分では線路から上がれず、駅員が助けるから転落の事実がわかるが、歩きスマホで転落する者は自分で上がってしまい、自ら駅員に『スマホのため』とは告げないため、不明に入っているか、件数に上がっていない可能性がある」と指摘)、2013年度は45件と、年々増加している。列車の停止により大きな影響が出た事例もある。駅以外でも遮断機が下りていることに気付かずに踏切に進入し列車にはねられ死亡する事例もある。 東京消防庁管内(離島を除く)では2010年から2014年までの間に152人(このうち30人は2014年に搬送された人数で暫定値。毎年わずかながら増加)が歩きスマホ等に係る事故で救急搬送され、年齢区分別では40代が最多(2位は20代、3位は30代、4位は10代)で、事故種別では転落(階段・線路等)が25%も占め、場所別では道路・交通施設が80.3%を占めている(このうち全体の25%は駅)。 このうち2013年までの搬送人数は122人で、102人(83.6")が軽症、16人が中症等(要入院)、3人が重症で、1人が死亡した(後述)。また、京都府警は性犯罪被害に遭いやすくなるとして、セコムも犯罪被害に遭いやすくなるとして、歩きスマホをしないよう注意を呼び掛けている。 歩きスマホをめぐって口論になり、暴行などの事件に発展するケースもある。 点字ブロックの上にいることに気づかず、前から来た視覚障害者と衝突する事例もある。
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