歌詞に現れる量子力学用語とその概説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 15:37 UTC 版)
「シュレディンガー音頭」の記事における「歌詞に現れる量子力学用語とその概説」の解説
プサイにファイ 波動関数を表すのにはギリシア文字のプサイ(Ψ、ψ)とファイ(Φ、φ)がもっともよく用いられる。 世の中すべて波だらけ ド・ブロイが提案した物質波の概念の通り、量子力学によればすべての粒子は必ず波動性を持っている。 シュレーデインガー 波動力学の提唱者、エルヴィン・シュレーディンガーのこと。 サイン、コサイン、タンジェント 三角関数。波動を表す式にしばしば現れる。 井戸型、谷型、周期型 井戸型ポテンシャル、谷型ポテンシャル、周期型ポテンシャルのこと。初等量子力学の解説にしばしば現れる。 ゼーマン、異常ゼーマン 磁場中でスペクトル線が複数に分裂する現象ゼーマン効果のこと。またはそれを発見した物理学者ピーター・ゼーマンのこと。ゼーマン効果には正常ゼーマン効果と異常ゼーマン効果がある。 ボーズ凝縮 ボース=アインシュタイン凝縮。低温で巨視的に観測可能な量のボース粒子が最低エネルギー状態になること。 フェルミ縮退 フェルミ縮退。フェルミ粒子はパウリの排他律のため低温でも高いエネルギー準位まで満たされた独特の分布をとる。完全にフェルミ縮退した粒子の占有数分布はフェルミエネルギー以下で1、それ以上では0という階段関数になる。 DNA 遺伝子の本体であるデオキシリボ核酸。エルヴィン・シュレーディンガーはその著書『生命とは何か』の中で生命と量子力学の関係について述べている。 超流動 超流動。ボース粒子がボース=アインシュタイン凝縮を起こしたときに示す物性。粘性が0となるため、容器に入れても壁をはいあがって外にあふれてしまう。 ブラ、ケット、プロダクト、プロジェクション 物理学者ポール・ディラックがはじめた量子力学の記述法ブラケット表記の用語。 経路積分 経路積分。物理学者リチャード・P・ファインマンがはじめた量子力学の記述法。
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