横川の蛇石
名称: | 横川の蛇石 |
ふりがな: | よこかわのじゃがん |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 長野県 |
市区町村: | 上伊那郡辰野町 |
管理団体: | 辰野町(昭15・10・14) |
指定年月日: | 1940.07.12(昭和15.07.12) |
指定基準: | 地1,地7 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 古生層ノ粘板岩ノ層面ニ貫入セル變質■岩ノ層脈ニシテ横川川ノ河底ニ露出ス 大小二脈アリテ相平行シ大ナル方ハ長サ八七メートル、幅四二センチメートル、小ナル方ハ長サ一七メートル、幅三〇センチメートルヲ算ス 層脈ニハ略等厚(幅七センチメートル内外)ノ白色石英脈アリテ殆ド等間隔ニ層脈ヲ横截シ其ノ數百數十條ニ及ベリ 層脈中ニ斯ル梯状脈アルハ稀ニ見ル所ナリ |
横川の蛇石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 00:30 UTC 版)

横川の蛇石(よこかわのじゃいし)は、長野県上伊那郡辰野町にある国指定の天然記念物(1940年指定)。
粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が横川川の川底に露出している。その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入っている。石英脈の入った岩脈が蛇腹のように見えるため「蛇石」と呼ばれている。
民話

地元の横川地区には、次のような民話が残っている。
2匹の兄弟竜が喧嘩をしたことによって横川川が氾濫し、下流の集落が鉄砲水に襲われるところを、母子2匹の蛇が自分の身を犠牲にして救った。そのことを熊野権現が感心し、後世までもその功績を称えるために蛇石に変身させた。なお、2匹の竜は2度と喧嘩ができないように、上流にある大滝に閉じ込められたという。
関連項目
参考文献
- 信州地学教育研究会 『長野県地学図鑑』 信濃毎日新聞社、1980年、ISBN 4-7840-8913-6。
外部リンク
座標: 北緯35度58分21.57秒 東経137度53分53.68秒 / 北緯35.9726583度 東経137.8982444度
横川の蛇石と同じ種類の言葉
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