横山の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 05:33 UTC 版)
横山は三重県志摩市阿児町鵜方と同市浜島町迫子の境にある山で、山頂には三等三角点(基準点名「浅間山」、標高203.23 m)が設置されていて、旧志摩郡阿児町の最高峰であった。南側に英虞湾、東側に太平洋、西側に紀伊山地や熊野灘を望み、地質的には四万十層群に含まれる。山は志摩市の市有地であるが、1957年(昭和32年)に当時の阿児町が当時の環境庁に貸与し、同庁によって登山道や遊歩道が整備された。1967年(昭和42年)には「鵜方笑おう会」によって500本のサクラが植樹された。中腹部に横山石神神社が鎮座する。 山の北側に「創造の森」があり、これは1993年(平成5年)度から三重県が生活環境保全林整備事業として整備し始めたもので、1996年(平成8年)5月4日に開園し、園内面積は25.5haで、芝生広場・ハナショウブ園・シバザクラの丘などがある。 1999年(平成11年)には環境庁により「横山ビジターセンター」(木造平屋・床面積477m2、総工費は3億7500万円)が登山口に設置され、横山のみならず、伊勢志摩国立公園全体の情報提供を行うほか「自然に触れ合う運動」の拠点となっている。
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