業績[編集]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 08:57 UTC 版)
専門はプラスチック成形加工技術およびポリマーの構造解析・材料設計。1976年、HDPEのレジ袋の成形技術や材料設計技術に当初から携わり開発に大きく貢献した。その後、各種成形加工理論解析技術の構築、Spunbond不織布の樹脂開発、解析技術を駆使した光ディスク基板成形・金型設計、トヨタをはじめとする自動車用バンパー・内装材の開発、高速二軸延伸PPの樹脂設計と成形解析、低立体規則性PP樹脂の成形技術と用途開発、延伸中の高次構造変化の挙動も捉えることができる延伸用試験機の開発などに貢献している。結晶制御による透明PPシートの開発では、Polymer Processing Societyの初代のWhite Innovation Awardを受賞。その他、繊維学会賞、金沢大学優秀貢献賞、プラスチック成形加工学会論文賞(3回)など、多くの受賞があるほか、国際会議では数多くのPlenary Lectureなどの招待講演を行っている。 プラスチック成形加工学会第12期会長を務め、会長在任中には日本とアジア各国の2か国間で実施していたAWPP(Asian Workshop on Polymer Processing)を国際化組織委員会を組織し委員長として、ジア・オセアニア地区11か国から構成される正式な国際会議に発展させ、プラスチック成形加工技術の国際化にも大きく貢献している。
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