論文賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 06:29 UTC 版)
「暗号と情報セキュリティシンポジウム」の記事における「論文賞」の解説
1993年から論文賞が制定された。当初からの「若手論文賞」は、SCISの発展と活性化、及び暗号と情報セキュリティ分野で活躍する若手の奨励を目的としている。授賞対象者は、学部卒業後10年以内の講演者に限られている。2012年から、授賞対象者を限定しないで新しい研究・技術開発の奨励を行う「イノベーション論文賞」が追加された。 論文賞の選定には、座長と参加者の投票が反映される。2008年に、暗号を用いた電子投票が初めて採用された。選挙管理者にも、投票の匿名性が保たれるしくみになっていた。2010年から、投票は電子投票に限られた。しかし、2013年からは、紙の投票と手作業での集計に戻っている。暗号を用いるシステムの準備に手間がかかるのと、数百票程度の集計は手作業で充分なことによる。2021年は、リモート開催のため、電子投票となっている。
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