棚町薫ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:51 UTC 版)
昔からの悪友である棚町薫に校舎裏へ来るように言われた純一は、薫の親友の田中恵子の恋愛相談を受けることになった。好きな男子生徒に告白した結果、返事を先延ばしにされた挙句にキスを迫られたことを聞いた純一は、手紙を出してみれば気持ちが伝わるかもしれないとアドバイスをする。恋愛相談を終えた帰り道に、純一から「校舎裏で薫に告白されると思った」と言われた薫は、それ以来彼のことを意識するようになっていった。 翌日、純一は教室に入った途端、男子生徒の胸倉を掴み怒鳴っている薫の姿を目の当たりにする。屋上で薫に事情を聞いたところ、恵子が男子生徒に手紙を渡した途端、それを仲間と回し読みして笑っていたのだという。純一から「事情を知っていたら止めなかった」と言われ機嫌を直した薫は、いつも通り彼をからかうためにキスを迫るが、純一が抵抗したため互いの唇が当たってしまい、赤面してその場から去っていった。 その後純一は、キスされた仕返しをして男らしさを見せるために、薫を図書室に呼び出し、薫のへそにキスをする。調子に乗ってそのままへそを舐めた純一に薫は蹴りを入れたが、嫌な顔をせずに談笑し、教室に戻っていった。 ある日、母親が知らない男性と二人でいるところを目撃した薫は、その事で母親と大喧嘩し、家を飛び出してしまう。そのまま薫が無断欠席をしていること知った純一は、学校をサボり彼女を探し始める。バイト先のファミレスで薫を見つけた純一は、彼女の口から、自分を一人で育てている母親の負担にならないようにするため、家事やバイトを頑張っていたことと、見かけた男性と母親が再婚することを知ったため、どうすればいいかわからなくなったことを聞いた。それでも泣いてはいけない、自分は強くなければいけないと思っている薫に対し、純一は「悩むのはいいけど自分を追い詰めちゃだめだよ。泣く事は弱さじゃない。」と言い、薫の力になりたいという気持ちを伝える。 後日、純一は意を決して薫をデートに誘おうとするが、逆に薫からデートに誘われる。そしてクリスマスイブに2人はボートタワーに行き、互いに告白し合い、キスをした。帰りのバスがなくなった薫を家に泊めた次の日、2人は互いの関係を再確認し談笑しながら自転車で薫の家に向かった。
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