梨木町 (盛岡市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 15:58 UTC 版)
梨木町 | |
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国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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面積 | |
• 合計 | 0.112052382 km2 |
人口 | |
• 合計 | 635人 |
• 密度 | 5,700人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
020-0064[2] |
市外局番 | 019 (盛岡MA)[3] |
ナンバープレート | 盛岡 |
梨木町(なしのきちょう)は、岩手県盛岡市の地名。丁番は持たない単独町名である。住居表示実施済み区域[4]。郵便番号は020-0064[2]。
地理
岩手県盛岡市南西部に位置する。
域内は住宅地が多くを占めており、駅はないものの、町内を山田線が通過する。
歴史
盛岡砂子によれば、寛永城下図の当地は田地の間を通りが走り、人家もまばらで、梨の大樹が茂っていたことから、この周辺を梨子木といったという。
江戸時代には夕顔瀬橋御門警固の為に足軽屋敷町が形成された。元文城下図にも「ナシノキ丁同心丁」とあり、足軽組が置かれていることが確認できる。また、町の中程の西裏には大勝寺の隠居地があり、その西隣は「観音、ナシノキ」と記される。ここは疱瘡守護神で、疱瘡神の本地は正観音であったという。
1868年(明治元年)には陸中国岩手郡仁王村下台の一部となった。
1889年(明治22年)4月1日、市制施行により盛岡市が発足し、1964年(昭和39年)に、盛岡市下台、仁王上田甫、仁王田甫、上田、茅町の各一部から、梨木町が成立、現在に至る。
由来
かつて梨の大樹があり、この周辺を梨子木といったことから。
世帯数と人口
2023年(令和5年)2月28日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字・丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
梨木町 | 370世帯 | 635人 |
交通
鉄道
域内に鉄道駅は存在しない。盛岡駅が最寄り駅となる。
道路
- 岩手県道・秋田県道1号盛岡横手線(中央通り)
- 都市計画道路梨木町上米内線
河川
施設
脚注
参考文献
書籍
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 3 岩手県』角川書店、1985年。ISBN 4-04-001030-2。
- 平凡社『日本歴史地名大系 03 岩手県の地名』角川書店、1990年7月13日。ISBN 4-58-249003-4。
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