桜島地震の被害とは? わかりやすく解説

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桜島地震の被害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 07:51 UTC 版)

西武田村」の記事における「桜島地震の被害」の解説

1914年大正3年1月12日鹿児島湾震源として発生した桜島地震影響により大字田上天神瀬戸において県道が高さ約3.6m、長さ約54mにわたって崩壊した当日発生した桜島大噴火桜島の大正大噴火)により鹿児島市街から鹿児島郡谷山村大字山田(現:鹿児島市山田町)に向け避難であった20名以上が下敷きとなり、鹿児島警察署巡査西武田村谷山村村民により救助作業が行われたが9名が死亡したその他に田上川堤防亀裂生じたり、田上尋常高等小学校現在の鹿児島市立田上小学校)において亀裂入り液状化現象発生した1927年昭和2年)に鹿児島県によって発刊された「桜島大正噴火誌」には天神瀬戸被害について以下のように記録されている。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}谷山村山田へ向け避難せんとする途中鹿児島郡西武田村田上天神瀬戸通過せんとする折しも午後六時過ぎの強震襲来して高さ二十余間の断崖絶壁轟然たる一大音響の下に崩壊し、幅約九尺の道路長さ十二三間に渉りて土砂を以て埋められ九名の圧死者を生じたれば鹿児島警察署巡査派遣し谷山西武田、両村民多数出で十一日の日子要し延人千三五十三名人員使役し漸く死体発掘したりしが其惨状実に言語に絶せりと。 —桜島大正噴火

※この「桜島地震の被害」の解説は、「西武田村」の解説の一部です。
「桜島地震の被害」を含む「西武田村」の記事については、「西武田村」の概要を参照ください。

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