校章と校訓について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:16 UTC 版)
「徳島県立那賀高等学校」の記事における「校章と校訓について」の解説
初代校長である井沢孝三先生は、若い力を結集し新しい歴史を創造しみんなで躍進していこうという決意の表れとして,「7つの力」を結んだ校章が生まれた。 当時校章の図案を広く一般から募集したが,ほとんど木頭林業地帯にちなんだ木の葉をあしらったものが多かった。しかし、その中にただ一つだけ「水」を表現したものがありそれが現在の校章となった。 作者は当時那賀川地域の教育をリードしていた相生町出身の滝本顕正先生である。滝本顕正は、「木も水も人間生活の源であるが,特に学校横を流れこの地方に多くの恩恵を与えている那賀川を象徴として取り入れた。那賀川の〝なか〟をとって〝力〟という字を七つの環(たまき)に組み,それを若い人々に必要な七つの力にもじりました。」 ここでの七つの力とは,誠・愛・努・健・行の五つと,自然の力を大きくあらわす水と緑を含めた力の環である。 その後,那賀高校は昭和47年に20周年を迎え,農林科より普通科に転科し,昭和31年制定になる校歌にも,「質実の風,光をはなち,自主の精神,脈うつところ,七つの力,環なす,校章かざせば,心は信(むす)ぶ,見よ那賀高校学燈著し」とその校章の精神がうたい込まれ,若鮎のような若人達が,勉学にスポーツに,日々の努力を重ね,その素晴らしい校風と伝統を一層向上発展させている。 「誠実・研学・協調」 誠実 …他人や仕事に対して、まじめで真心がこもっていること。研学 …学問をますます深めること。協調 …性格や意見の異なった者同士が互いにゆずり合って調和をはかること。力を合わせて事をなすこと。
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