林 大(ひろし)との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 09:27 UTC 版)
「ジョン・バテリル」の記事における「林 大(ひろし)との出会い」の解説
Virtual Photo Walks Japan のディレクターを引き受けたものの、陽気妃には写真の技術がこれといってなかった。John の指示を仰ぎながらの数回テストウォークしたが、結果は芳しくなかった。そのため、本格的にこの活動を成功させるには高い写真技術を持った人が必要だと痛感し、幾人かのプロ写真家に声をかけたが肯定的な返答がなかった。そのころ、文鳥愛好グループで名前だけ知るのみの林大(はやしひろし)氏が野鳥撮影を趣味としていることを知り、頼み込んだところ、Virtual Photo Walks の主旨を理解し引き受けてくれることになった。当初、陽気妃のチャットでの説明ではVirtual Photo Walksをよく理解したとは言えなかったが、John と初めて会った Zoom 会議ですぐ近所を歩いて新薬師寺を見せるなど、始めからカンの良さを見せた。林が John と同じく Apple 社の製品を好んで使っていること、また機器操作に長けていたこと、更には林が奈良、京都、和歌山など自然や史跡・文化財が豊かな地域に居住・就業していることが幸いし、そのVirtual Photo Walks Japan のイベントは当初からにぎわった。林が労をいとわず価値のあるイベントをボランティアで続ける中で、John は「ヒロシ、僕は君に言葉で言い表せないほど感謝している」と述べた。このころ、John は林の顔写真を、本家北米の Virtual Photo Walks のカバー写真に追加している。それについて陽気妃が、まだつきあいの浅い日本人をカバー写真に入れていいのか、と質問したところ、John は「本気で自分を支援してくれているのは日本人ばかりだ」と述べて気に留めなかった。John が急速に親日派になったのについて、林の果たした役割は大きい。
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