林家染丸一門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:28 UTC 版)
林家染丸一門(はやしやそめまるいちもん)は、上方落語協会初代会長3代目林家染丸を師と仰ぐ落語家(上方)の一派。紋は「ぬの字うさぎ」。2019年現在、4代目染丸を中心に集まっている。 東京の林家正蔵などの林家や、元来の上方林家(林家正三、林家正楽)とは別の系統にあたる。これは、現在の上方林家が、4代目笑福亭松鶴襲名争いに敗れた5代目笑福亭松喬が2代目林家染丸を襲名し興したものであるため。したがって上方林家は笑福亭の傍流とされる。元来の系統はその後6代目林家正楽で途絶えた。 孫弟子まで含め、総勢10名を超える。一門の多くが吉本興業所属。一門は代々「ハメモノ」を得意とし多くのハメモノネタを発掘継承している。師弟関係は以下の通り。なお、他一門に移籍した者の弟子は各移籍先の弟子一覧を参照。 3代目染丸以前の系図は林家染丸・笑福亭松鶴を参照。 染丸 (2)† 染丸 (3)† 染三 (3)† 三笑 小染 (4)† 小染 (5) 染八 (3) 染丸 (4)(相談役) 染二 (3) うさぎ そめすけ 花丸 染雀 菊丸 (3) 竹丸 染左 笑丸 卯三郎 染太 染吉 愛染 染語楼 (3)† 染語楼 (4)† ※太楼 市楼 4代目染語楼は4代目小染、5代目小染は4代目染丸の預かり弟子。また、4代目染語楼の弟子かつ実子であった市楼は、父の死後、4代目染丸の預かり弟子となった。
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