林家木久蔵から林家木久扇へ
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「林家木久扇」の記事における「林家木久蔵から林家木久扇へ」の解説
実子も落語家であり、上述のように、自らの初名「桂木久男」に因み、「林家きくお」と名づけた。2007年(平成19年)9月の真打昇進にあたり、自分の名前をきくおに譲り、演芸番組「笑点」の企画として新しい芸名を公募。『夕刊フジ』は当代木久蔵を「アイデアマン」と評した。 このプランは『笑点』が開いた2006年10月19日の記者会見で明らかにされた。新芸名公募の募集を行った日本テレビへの応募総数は30377通に達した。2007年5月6日放送の『笑点』で新しい名前を発表。公募開始前から「林家木久翁(はやしやきくおう)」が候補とされていたが、結果としては読みが同じ「林家 木久扇(はやしや きくおう)」という名となった。音響の専門家から「お」で終わる名前をアドバイスされたという。結果、これまでの「木久ちゃん」の愛称までは改称されていない。その他に最終候補に残った名前は「木久彦(きくひこ)」・「木久左(きくざ)」・「木久茶(きくさ)」・「木久寿(きくじゅ)」だった。 漢字は、本人自身が林家 木久扇という字を選んだ。なお、この案で応募したのは2名。「おうぎ」という訓読みを縮めたものと思われる。このためか、立川談志は自身の番組「談志・陳平の言いたい放だい」で、この報道を聞いてすぐに「『オウ』なんて読みはねーよ」というコメントを残している。 2007年4月28日の記者会見では、「落語は聴き込んでいくと面白く奥が深い。が、入り口で誰かが宣伝マンをやらないと中に入ってきてくれない。その役を私がやってきたが、それは変わらない」と話し、従来通りのキャラをやりつづけることを明らかにした。
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