松尾敬宇中佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:20 UTC 版)
詳細は「松尾敬宇」を参照 シドニー湾攻撃に特殊潜航艇艇長として参加した松尾敬宇大尉は、魚雷発射管の故障により攻撃が叶わず、艇を敵艦へ体当たりさせることで魚雷を爆発させようと図ったが、これも失敗。部下とともに自決した。死後2階級特進し、豪海軍より丁重に葬儀が行われた(詳細は特殊潜航艇によるシドニー港攻撃#海軍葬を参照)。松尾ら4人の戦死は当時の日本で美談視されていたが、1942年10月5日、遺骨が日本に送還されてきた際に、海軍は報道各社に「特殊潜航艇4勇士は軍神扱いせざること」を申し入れた。これは、真珠湾攻撃の際に特殊潜航艇で戦死した「九軍神」の希少価値を下落させたくない、との配慮とみられている。
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