東浩紀との議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 04:54 UTC 版)
2012年、東浩紀が「公共交通機関においては、ベビーカーや臭い人など迷惑かける人がいてもいい、迷惑だと感じるなら金を出してタクシーに乗れ」といった趣旨のことをツイッターでつぶやいたのに対し、片山さつき議員の秘書であった南村ではないかと思われる人物が「公共機関といえども、一定のマナーは必要なはず」と諭した。これに対し、東が「うざいですね」とさらに述べたため、南村と思われる人物が反論したということがあった。「公共交通機関でもマナーが必要」という指摘自体は、鉄道内のポスターなどにも見られる通りごく常識的な指摘である(南村が、ベビーカーで公共交通機関に乗ること自体を否定したわけではない)。 一時は、南村と思われる人物の意見を狭量で女性差別的と曲解した、読解力に欠けるフェミニストやアンチ片山さつき派等から南村への意見も見られたが、南村の影響力や人徳、人脈等の大きさから大勢を占めることはできなかったうえに、かえって東がSNSでの影響力・発信力を徐々に失うこととなった。なお、東のウィキペディアによれば、2013年1月に東は「自分がかつて批評家然として妙に偉そうだったことについては、ほんといろいろと反省しており、そしてその失敗については一生かけて責任とってくしかないなあとか思う」と述べたとされる。東が正面から認めたわけではないものの、時期的には、南村とのSNS上の議論を通じ、東が自分自身の愚かさと軽率さを自覚し、反省と謝罪の意を示した発言である可能性もある。
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