東横線・日比谷線(運用終了)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:44 UTC 版)
「東急1000系電車」の記事における「東横線・日比谷線(運用終了)」の解説
東横線用の8両編成7本(56両)は元住吉検車区に在籍し、専ら日比谷線への直通運転に使用されていた。走行距離の調整で、北千住駅 - 中目黒駅間の日比谷線内のみの運用や、南千住駅終着として同駅に隣接する日比谷線千住検車区へ入庫する運用も存在したが、乗り入れ協定や装備の関係で東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)には入線することができなかった。 また、以下の場合は定期列車において入線することのない渋谷駅 - 中目黒駅間および菊名駅 - 元町・中華街駅間を走行することがあった。 事故などの不測の事態によりダイヤ乱れが発生し、東横線と日比谷線との相互直通運転が中止された場合は「渋谷行」として運行する。 大型連休など横浜市中心部への多客輸送が見込まれる際にかつて運行していた臨時列車「みなとみらい号」の運用に本系列を充当し、北千住駅から元町・中華街駅まで乗り入れていた。 かつては車両不足時において、渋谷駅 - 桜木町駅・元町・中華街間を走る本線系統の運用に充当したこともある。 種別表示は、東横線から日比谷線への運用時は「日比谷線直通」と表示し、逆に日比谷線から東横線への運用時は、原則として日比谷線内は無表示で行先のみ、中目黒駅において乗務員交代を行う際に東急の車掌の操作により「各停」と表示させる。 2013年(平成25年)3月16日の東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴い、東横線と日比谷線の相互直通運転が終了し、東横線での運用が終了した。
※この「東横線・日比谷線(運用終了)」の解説は、「東急1000系電車」の解説の一部です。
「東横線・日比谷線(運用終了)」を含む「東急1000系電車」の記事については、「東急1000系電車」の概要を参照ください。
- 東横線・日比谷線のページへのリンク