東北新幹線開業と並行在来優等列車群
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「東北本線優等列車沿革」の記事における「東北新幹線開業と並行在来優等列車群」の解説
1982年(昭和57年)6月23日 東北新幹線大宮 - 盛岡間暫定開業に伴い、在来線特急列車は新幹線列車へ振替られ、以下の変更を実施。「やまびこ」…4往復すべて新幹線列車に振替で在来線特急列車としては廃止。 「ひばり」…6往復が「あおば」に振替の形で一部削減。 11月のダイヤ改正までの間宇都宮 - 盛岡間では特急列車削減分の補完から残存する「ひばり」「はつかり」「つばさ」「やまばと」が一部の駅に臨時停車したほか、車両運用の都合から「ひばり」2往復はダイヤ改正を待たず10月中に廃止された。 同年11月15日 ダイヤ改正により以下の変更を実施。「いわて」「もりおか」「北星」「新星」廃止。「もりおか」は仙台 - 盛岡間のみ廃止とし、上野 - 仙台間は「ときわ」に発展的解消。 「ひばり」定期列車としては廃止。臨時列車の「ひばり51・52号」が新幹線上野開業まで不定期で運転。 「まつしま」は東北新幹線が大宮駅発着であったことや支線区へ直通する「ざおう」「ばんだい」と併結運転される関係から上野直通列車として5往復が残存。 「あづま」は夜行1往復を廃止。 1984年(昭和59年)2月「まつしま」の一部列車で急行運転区間を上野 - 福島間と短縮。併結列車「ばんだい」の快速格下げ・上野直通廃止に伴い編成を12両(基本編成6両+付属編成6両)から9両(基本編成6両+付属編成3両)に短縮。「ざおう」と併結運転を行う1往復は福島 - 仙台間は付属編成の3両で運転。 1985年(昭和60年)3月 東北・上越新幹線上野乗り入れに伴うダイヤ改正により以下の変更を実施。「まつしま」「あづま」を廃止。これにより、「ゆうづる」「はくつる」「八甲田」・一部の臨時列車・奥羽本線ならびに磐越西線への直通列車を除き上野発着黒磯以北に直通する東北本線昼行列車は全廃。
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