東京(日比谷)CIE図書館
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「CIE図書館」の記事における「東京(日比谷)CIE図書館」の解説
1945年(昭和20年)11月15日に東京都麹町区(現千代田区)内幸町のNHK東京放送会館108号室に設置された、最初のCIE図書館である。当初は主にCIE関係者に利用されていたが、翌1946年(昭和21年)3月16日に有楽町一丁目12日東紅茶の喫茶室へと移転し日本人にも開放された。1949年(昭和24年)2月からは小説・旅行記・歴史・伝記・児童図書に限り館外貸出しを開始した。後にアメリカ文化センターに改称。関東民事部のCIEが7か所にCIE読書室を設置していたが、そのうち杉並、深川、立川、前橋の4か所にCIE図書館から2か月ごとの巡回文庫サービスを提供していた。また、高崎分室(高崎市立図書館内の元CIE読書室)、巣鴨刑務所分室、桐生分室があった。 歴代の図書館長は ポール・J・バーネット、ローランド・A・マルハウザー、マイケル・C・フィンキン、ヘレン・M・ウッド。初代館長に任命されたバーネットは、一時帰国したのち再び来日し、第3代CIE図書館担当官となっている。
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