条約締結の地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 15:29 UTC 版)
ターイフは避暑地として古くから発展し、宿泊施設やインフラが整っているため、アラブ世界において条約締結などさまざまな政治交渉が行われる場となった。1934年、交戦中だったイエメン王国との講和がターイフで行われ、ターイフ条約が締結された。1989年には、内戦中だったレバノンの各派代表を集めて会議が行われ、1989年10月22日に国民和解憲章(ターイフ合意)が成立。これによりレバノンの内戦は終結した。1990年には、湾岸戦争によって国を追われたクウェートのジャービル・アル=アフマド・アッ=サバーハ首長が、ターイフにて亡命政権を樹立。クウェート解放までの間、ここで指揮をとった。
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