本物電子ゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:21 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ほ)」の記事における「本物電子ゲーム」の解説
本物電子ゲーム(ほんものでんしゲーム)は、「本物電子ゲーム」(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。 ゲーム&ウオッチに酷似した電子ゲーム型の道具。ゲーム画面に相当する部分が海外のみ発売されたクリスタルスクリーン的な窓状になっており、その窓に誰かを当てはめることによって、その人物をゲームキャラクターとして操り、ゲームを楽しむことができる。ゲームの内容はゲーム&ウオッチの「ヘルメット」に酷似する。使用方法は以下のとおり。 画面を透かしてキャラクターにしたい人を捉え、ターゲットセットボタンを押す。 同じく画面を透かして、ゲームフィールドにしたい場所を捉え、フィールドセットボタンを押す。 リセットボタンを押せばゲームスタート。キャラクターになった人がフィールドの場所に引きずり出され、ゲーム操作のとおりに操られる。 空から槍、刀、手裏剣、矢が雨あられのように降ってくる。それらをうまくかわし、画面左から右へ歩きぬけば得点(10点)。上から降ってくる物に当たればアウト。本物の武器ではないので、地面に落ちるとすぐ消えて、当たっても傷は負わず少し痛い程度でしかない。 テレビアニメ第2作第1期「本物電子ゲーム」(1994年8月26日放送、DVD『ドラえもんコレクションスペシャル特大号』夏の5に収録)では、降ってくる物がゲーム&ウオッチの「ヘルメット」と同じトンカチ、スパナ、鉄球に変更されているが、終盤で3人の取り合いで喧嘩を起こしたことに気付き、ジャイアンの投げた石が神成さんの家の窓を割ってしまったために激怒され、ジャイアンをめがけてヤカン、煙草の灰皿、どんぶり、コップ、額縁、蛍光灯スタンド、机、椅子、ソファー、扇風機などを勢いよく投げまくることでジャイアンを追い回され、最後に煙草の灰皿がジャイアンの頭をぶつけた後にたん瘤ができていた。 テレビアニメ第2作第2期「未来の本物ゲーム」(2008年6月6日放送)では、収録されているゲームが変更されており、作中では踏み潰して敵を倒すゲームとRPG風のゲームが登場した。
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