木落し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:47 UTC 版)
氏子をめどてこに乗せたまま、御柱を傾斜約30度、距離80mの木落し坂から落とす。山出しの2日目、最終日に行われる。祭りの中でもっとも危険な地点の一つであり、過去に幾人もの負傷者を出してきた。下社木落しは距離が長いのに対して上社木落しは距離は短いがめどてこに氏子が乗っているため御柱が横倒しになるなどすると非常に危険である。会場は観衆によって埋め尽くされる。木落しは場所が広く、見せ場でもあるために曳行用の片側7〜8人乗りのめどてこではなく10〜12人ほど乗れる大きなめどてこに付け替える地区もある。しかしその巨大さ故に衝撃で折れるなどの事故も発生する。その後、JR東日本中央本線の線路の桁下を通す為に一時的にめどてこが抜かれる。当日現場を通行する列車は線路内に人が立ち入る危険があるため徐行する。その昔は中央本線の列車を止めて線路上を横断し、川越しのある中河原地籍までは田の畔を破壊しながら前方の御柱と競争になるなど無秩序であったがその後経路も指定されるようになり、2016年(平成28年)の曳行からは国道20号線の交通を遮断して中河原交差点を横断してから右斜めに入る細い道を使わず県道16号線を直進し、中央道直下の交差点を右折するように変更された。
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木落し
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木落し坂は最大斜度35度、距離100m。追い掛け綱が斧で切られ、御柱は猛然と坂を突き進む。近年では坂の土を掘ってしまい途中で止まってしまったり、非常にゆっくり落ちてきたりしていたが2016年は坂に笹が敷かれ止まりにくく、落ちるスピードが上がった。順番は初日に春宮四、春宮三、秋宮二、2日目が秋宮四、春宮一、春宮二、最終日は秋宮三と一番大きな秋宮一が最後に木落しされる。
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