木村清司とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 木村清司の意味・解説 

木村清司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 17:43 UTC 版)

木村清司

木村 清司(きむら せいじ、1896年明治29年〉10月12日[1] - 1980年昭和55年〉10月18日[2])は、日本の内務厚生官僚弁護士。官選福井県知事

経歴

新潟県出身。長岡市長・木村清三郎の長男として生まれる[1]第一高等学校を卒業。1920年10月、文官高等試験行政科試験に合格。1921年東京帝国大学法学部法律学科(独法)を卒業。農商務省に入省し工務局属となる[1][3]

以後、工場監督官、鉱務監督官、国際労働会議政府代表顧問(1926年)、秋田県書記官・総務部長、内務省地方局財務課長などを歴任[1]

1939年4月、福井県知事に就任。戦時体制の整備に尽力[1]1940年12月、厚生省保険院社会保険局長に転任し、1942年4月まで在任[4]。同年に退官[3]。その後、重要物資管理団理事、名古屋市助役を務めた。

戦後、地方財政委員会委員、地方財政審議会委員を務め、1961年に弁護士を登録した[1]

著作

  • 『労働者募集取締令釈義』清水書店、1926年。
  • 『労働保護法』〈解釈法令叢書;第3〉日本評論社、1936年。
  • 『財務行政 上』〈自治行政叢書;第6巻〉常磐書房、1937年。

栄典

脚注

  1. ^ a b c d e f 『新編日本の歴代知事』480頁。
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』427頁。
  3. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』227頁。
  4. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』73頁。
  5. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木村清司」の関連用語

木村清司のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木村清司のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの木村清司 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS