朝鮮鉄道900形とは? わかりやすく解説

朝鮮鉄道900形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 17:45 UTC 版)

朝鮮鉄道900形蒸気機関車」の記事における「朝鮮鉄道900形」の解説

900形は汽車製造1937年に7両(900 - 906。製造番号 1441 - 1447)、1944年昭和19年)に2両(910, 911製造番号 2353, 2354)の計9両、日本車輌製造1942年に3両(907 - 909製造番号 461 - 463)、日立1944年に3両(912 - 914。製造番号不明)の合計15両が製造された。 従前朝鮮鉄道の762mm軌間機関車はピン・リンク式連結器空気制動なしであったが、810形以降機関車については輸送量が非常に大きいため、自動連結器空気制動とも装備している。列車重量250tほどの編成を50km/hで牽引し運行円滑であった伝えられる当初咸北線向けの予定もあったが、竣工時点標準軌への改軌進められていたので、黄海線への投入となった1944年昭和19年4月1日には、朝鮮鉄道朝鮮総督府買収国有化)され、朝鮮総督府鉄道となった第二次世界大戦戦後912 - 914が韓国国鉄혀기11形혀기11-12 - 혀기11-14となった。これとは別に朝鮮戦争時米軍から2両、持ち込まれている。日本車輌製の혀기US7と三菱製造の혀기US8(製造番号722)である。のちにその番号のまま韓国国鉄となった韓国国鉄属したこれら900グループ廃車後5両全てが保存されている。総督府鉄道引き継ぎ車の혀기11形(元900形)の保存先Samsung Transportation Museumに혀기11-12鉄道博物館 (韓国)に혀기11-13龍平リゾートに혀기11-14となっている。また戦後導入の혀기US7(現車表記혀기-7)が仁川広域市南洞区で、혀기US8(現車表記혀기-8)が全羅南道新安郡黒山島保存されている。

※この「朝鮮鉄道900形」の解説は、「朝鮮鉄道900形蒸気機関車」の解説の一部です。
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