朝陽川部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:42 UTC 版)
刃皇 晃(じんおう あきら) 本名は、ダワーニャウィン・ツェウェグニャム。32歳。 モンゴル出身で、鳥取白楼高校留学から角界入りした現役最強横綱。32歳。晩年の大和国を引退に追い込み、自らは優勝44回を数える横綱となった。既婚者で、土俵の外では姉さん女房の由美に頭が上がらないらしい。駿海には高校時代から良くしてもらっているため非常に慕っており、卒業後は彼の部屋に入門しようとしていたが、既に外国人力士枠が埋まっていたため、朝陽川部屋に入門した。 普段は立場相応の威厳と風格を供え、一方で格下の力士にも明るく接する気さくさを見せる大人物。しかし、突然子供のように泣き出す、口汚い言葉で相手を威圧するなど情緒の波が激しい。特に時折垣間見える暴力的な一面は、「相撲をやっていなかったらどうなっていたかわからない」と評される。物事を熟考する際、脳内に性格の違う『刃皇』が多数現れ議論する「刃皇会議」が開かれる演出がなされ、多彩な側面を持つことが表現される。しかし、そうした幾つもの顔を見せつつ、「相撲を心から愛し、角界の将来を憂えている」という姿勢は一貫している。 大相撲編では、彼の一人横綱になっている。44回の優勝を果たした表彰式の直後の土俵下でのインタビューで、「自分に勝てる力士がいない」「相撲が可哀想」と突然号泣。次場所で自分を倒せる力士がいなければ健在のまま引退する、と勝ち逃げを宣言。この発言は物議を醸すが、鬼丸ら若手力士の闘志に火をつける。 小説版の三作目では、単独メインの話が書かれた。 大包平 彰義(おおかねひら あきよし) 詳細は「#加納彰平」を参照 四方田 尽(よもだ じん) 詳細は「#四方田尽」を参照
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