更新修繕と塗色変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:04 UTC 版)
「国鉄32系電車」の記事における「更新修繕と塗色変更」の解説
1950年の80系の運転開始に伴い、並行する横須賀線電車の格差是正のため、横須賀線電車に「更新修繕」と呼ばれる緊急整備が行われることとなり、1949年度から外部塗装の剥離と「横須賀色(スカ色)」への塗装、内装の木部洗浄とニスの塗り直し、座席の復旧整備といった戦前水準への復旧と、鋼板製プレスドアへの変更が実施された。なお、当時の「横須賀色」は窓回りをクリーム色(クリーム2号)、幕板・腰板を青(青2号)としたものであった。また、サロ45形は二等車のままであったこともあって比較的状態が良かったことから[要出典]、更新修繕Iは実施せず、塗色の変更のみを実施している。 また、更新修繕の実施に先立ち、32028に試験塗装を行ったが、これは前面と右側は窓回りと扉がクリーム色に幕板・腰板を藤色、左側は窓回りと扉が橙色で幕板・腰板を薄緑、連結面は本来のぶどう色1号で窓回りが左が黄色で右が灰色のもので、「お化け塗装」と呼ばれた[要出典]。
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