時代のニーズへの適応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:46 UTC 版)
西武バスでも、その時代のニーズに合った車両を投入している。特に低床化は積極的に進められており、ノンステップバスは1998年12月に滝山営業所へ投入した日産ディーゼル・UAノンステップ(A8-570号車、(KC-UA460KAM)を皮切りに順次投入、2006年8月にはそれまでの大型車に加えて、中型車として初のノンステップバスとなるいすゞ・エルガミオ(A6-141号車、PA-LR234J1)が所沢営業所に投入された。都内地区の営業所では中扉4枚折戸のワンステップバス(三菱ふそう・エアロスター)も使用されている。 環境対策として、クリーンエネルギーを使用する車両も投入されている。2001年に川越営業所へ投入された日産ディーゼル・UAのCNG車(A1-775号車、KL-UA452KAN改)を皮切りに、天然ガスを燃料とするCNG車両が多くの営業所に投入されたほか、2008年3月には練馬営業所にハイブリッドバスとして、日野ブルーリボンシティハイブリッド(A8-274号車、BJG-HU8JLFP)が導入された。またコミュニティバス用車両として、日野・リエッセや三菱ふそう・エアロミディMEのCNG車が導入されている。2013年にはいすゞ・エルガハイブリッド、2018年からは日野ブルーリボンハイブリッド、2020年にはトヨタ・SORAが導入されている。2020年には上石神井営業所と滝山営業所のいすゞ・エルガ各1両に対してミドリムシを使用したユーグレナバイオディーゼル燃料を使用した車両を運行しており、そのことを示すラッピングを纏っている。 また、実際に運用には入っていないものの、2004年11月には資源エネルギー庁などが液化石油ガスを燃料とするバスを研究するため韓国から持ち込んだ、現代自動車製の路線バス「エアロシティ」のLPG仕様車が狭山営業所に配置され、一般路線で試験走行を行った。
※この「時代のニーズへの適応」の解説は、「西武バス」の解説の一部です。
「時代のニーズへの適応」を含む「西武バス」の記事については、「西武バス」の概要を参照ください。
- 時代のニーズへの適応のページへのリンク