昭和20年代以降の調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:37 UTC 版)
「八丈小島のマレー糸状虫症」の記事における「昭和20年代以降の調査」の解説
明治から大正初期にかけて八丈小島で行われたバク病の調査研究は、象皮病の臨床診断や原因調査に主眼点を置いており、治療に直結していなかった。リンパ系フィラリア症は命の危険に直接晒されるような病気でなかったことに加え、そもそもフィラリア症に対する有効な予防法や治療法は1950年(昭和25年)ごろまで存在しなかったのである。 九州大学の調査以降、八丈小島が日本国内の研究者から再び注目を集めたのは太平洋戦争終戦後の1948年(昭和23年)から始まった東京大学付属伝染病研究所の佐々学による現地調査であった。
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