昇圧対応・冷房化改造工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 22:46 UTC 版)
「京阪2200系電車」の記事における「昇圧対応・冷房化改造工事」の解説
京阪電鉄では、1970年代後半に架線電圧の1500 Vへの昇圧が決定し、2200系については、昇圧対応工事と冷房改造を一度に行うこととなって、1974年から1976年にかけて工事が行われた。この工事では冷房装置を除いて外見にはほとんど手を加えていないが、屋根上にはクーラーが載るため、パンタグラフがコンパクトな下枠交差形の「PT-4805A」に変更され、床下機器では補助電源装置がクーラー用電源としても必要なために大容量のMG「TDK-3750A(140 kVA)」に交換された。前照灯は白熱灯のケースにシールドビームを入れる形で交換されている。 4両編成のまま残された2210Fについても同様の工事が行われたが、1981年2月に製造された2600系2629Fと連結され、以後は7両編成で使用されるようになった。
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