旧陸軍兵舎時代
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1947年(昭和22年)7月15日、姫路城内に在った姫路英語学校校舎の一角で蔵書約1000冊の市立図書館が開館し、翌1948年(昭和23年)2月15日には知事の認可が下り「姫路市立図書館」として正式に発足する。市立図書館では教育奨励会立姫路図書館と異なり自由接架式・閲覧無料とする方針が採られ、9月1日には市内の小中学校を回る巡回文庫サービスを開始する。 1949年(昭和24年)、城内の元陸軍兵舎を図書館本館とするも利用者の激増に対応し切れなくなったため、1950年(昭和25年)6月に英語学校の旧校舎全館を別館として使用する。同年10月、図書館報『しろかげ』創刊。この館報は漢字表記の『城影』に改題して現在も発行されている。 1952年(昭和27年)、開館時から設置されていたCIE図書館分室がサンフランシスコ講和条約の発効に伴い廃止され、神戸アメリカ文化センター図書館姫路分館となる。
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