旧全銀協時代
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旧全銀協会長については、4月1日付での就任ではない(4月21日付で就任)ため、旧全銀協に改組された1999年4月1日時点では、前身の組織のトップだった岸暁が初代の杉田力之就任まで会長代行を務めている。 2002年度の会長には、当初は室町鐘緒三和銀行頭取(2002年1月の合併と同時にUFJ銀行頭取就任が内定していた)を内定していたが、経営責任で合併と同時に頭取を辞任したため、代わってUFJ銀行初代頭取に内定した、当時三和銀行専務の寺西正司に差し替えた経緯がある。それ以外は、一般社団法人への移行直後の2011年度を除き、当初の内定通りに会長が就任している。 なお、旧全銀協の組織発足当初は、DKB→住銀→富士銀→三和→さくら→東京三菱の各頭取の輪番となっていたが、メガバンクの再編で、「三和→UFJ」のところに合併先の「三菱東京UFJ」が繰り上がり、「さくら」のところに合併先の「(旧)SMBC」(ただし、西川再登板時点で逆さ合併後の現法人になっている)が繰り上がっている。これにより、一般社団法人移行前の輪番(みずほ銀・みずほFG→三菱東京UFJ銀・MUFG→SMBC)が形成された。 2007年度の会長には奥正之SMBC頭取が就任した。内定の際、SMFGが持株会社会員となっていないため、同社の北山禎介社長(SMBC会長)は候補に挙がらなかった(なお、2005年度当時には、みずほ銀行の杉山清次頭取(当時)も候補に挙がっていた)。 2008年度の会長には、みずほ銀行の杉山清次頭取(当時)が就任。当初は、前田晃伸みずほFG社長(当時)の再登板も検討されたが、全銀協の方針により、リテールに力を入れたい意向があったことから、みずほFG傘下でリテールを担当するみずほ銀行の頭取、ということになった。 2009年度の会長は永易克典三菱東京UFJ銀行頭取が就任しており、2010年度の会長は奥正之の再登板となった。
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