日本のサービスエリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:56 UTC 版)
「サービスエリア」の記事における「日本のサービスエリア」の解説
高速道路などでは、一般道路のように一時停車することができないことから、連続運転で疲労した利用者(運転手)に休憩やサービスを提供するために、基本的に50〜150km間隔(平均約60km間隔)で設けられる施設で、一般にパーキングエリア(PA)よりも規模が大きい。休憩・食事・自動車の給油・整備点検が主なサービス提供の中心で、一般に駐車場・トイレ・無料休憩所・緑地・遊具施設のほか、レストラン・売店・情報コーナー・ハイウェイスタンプ・ガソリンスタンドなどが設けられるのが普通である。各地のSAごとにその施設態様はさまざまで、ドッグラン・コインシャワー・コインランドリー・ファックスサービス、中には入浴施設・宿泊施設・ヘリポートなどが設けられている所もある。2000年代ごろからは、マクドナルド・スターバックスなどチェーン店を導入したり、売店の代わりにコンビニエンスストアやドラッグストアを導入するSAがある。 レストランとスナック(軽食)コーナーを統合してフードコートスタイルにしているSAも多い。 パーキングエリア(PA)よりも規模が大きいことが普通だが、PAによってはSA並の規模をもつところもあり、海ほたるPAや輪厚PA・菅生PA・太田強戸PA・羽生PA・三芳PA・大黒PA・酒々井PA・黒埼PA・清水PA・刈谷PA・湾岸長島PA・鈴鹿PA・草津PA・基山PAなどがその例である。 なお、東京都・京都府・長崎県にSAは存在しない。また、山形県・鳥取県・島根県にNEXCOが運営するSAは存在しない。
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