日本の「シャトル便」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 07:31 UTC 版)
日本においてもJR東海道・山陽新幹線との競合が激しい東京(羽田・成田) - 大阪(伊丹・関西)・神戸線において、1990年代に日本航空 (JAL) ・全日空 (ANA) ・日本エアシステム (JAS) の大手3社が協力して専用カウンターを設置し、空席照会や航空券購入の利便を向上する「シャトル便」サービスを開始し、2000年9月20日からは3社の連帯運送による共通の運賃制度(他社便への変更が可能)も導入された。 JALによるJASの吸収合併に伴いANAとの2社間での競争が激しくなったことから、現在は協調したサービスを広げることには消極的になっている。 共通ウェブサイトについては2008年3月末をもって閉鎖され、2社共有の予約サイトである「国内線ドットコム」(2016年3月27日をもって閉鎖)に一本化された。また、2017年10月28日をもって運賃体系としてのシャトル便(両社共通で利用できる往復割引運賃)の設定が終了した。なお、羽田 - 伊丹間については一部時間帯を除き両社の便が交互に30分間隔(羽田・伊丹共にJALが毎時30分、ANAが毎時0分の出発)となるダイヤを継続している。
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