日本におけるLANパーティの現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 06:44 UTC 版)
「LANパーティー」の記事における「日本におけるLANパーティの現状」の解説
日本ではLANパーティはあまりなじみがないのが現状である。これは日本人にとって「PCでゲームをする」という概念が薄かった事、モータリゼーションが進んだアメリカとは異なり都市部ではPCを他所へ持ち運ぶことが困難であった事、普及していたコンシューマー機では多台数プレー(多人数プレーではない)をサポートしていないゲームが多かった事も原因としては上げられる。1990年代末期に入って「熱海温泉LANオフ」などの小規模LANパーティやCPLの日本予選会場などで行われていたのみであった。2005年には日本初のスポンサーつきLANパーティメイン大会「BIGLAN」が開かれた。2007年12月に6回目の開催を行った。また、2007年5月、そして2008年1月にはCS:Sプレイヤーが中心となって「NightLAN」が行われ、「BIGLAN」では会場の関係で不可能だった24時間のLANパーティーが開催された。これによりLANパーティが少数の有志によっても開催可能な事が証明された。 また、厳密の意味でのLANパーティではないが、ネットカフェに集まり同じゲームをプレーするという簡易LANパーティも開催されている。 2010年代以降は、家庭用ゲーム機やスマートフォンによるオンライン接続の広い浸透により、日本国内でも家庭用ゲーム機やスマートフォンを持ち寄って行うLANパーティーが増加している。日本のゲームシーンでは、高額で大掛かりで起動に時間が掛かるPCゲームは敬遠される傾向にある。 2019年現在、日本最大のLANパーティーとして「C4LAN」が存在する。他にも名古屋のてれぴあホールで2018年にDeToNatorと東海テレビとのコラボレーション企画をきっかけに始まった「Nagoya e-Sports Festival vol.0」は2019年3月29日から3月31日に開催された「Nagoya e-Sports Festival 乱」にLANパーティーとして発展し開催されるなど日本でのPCゲーム人気の高まりもあり盛り上がりを見せだしている。
※この「日本におけるLANパーティの現状」の解説は、「LANパーティー」の解説の一部です。
「日本におけるLANパーティの現状」を含む「LANパーティー」の記事については、「LANパーティー」の概要を参照ください。
- 日本におけるLANパーティの現状のページへのリンク