日本における2007年のブームから2014年までの状況
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「Second Life」の記事における「日本における2007年のブームから2014年までの状況」の解説
2007年初頭より経済紙などでセカンドライフに関する報道が活発化。3D仮想世界という目新しさに広報メディアとしての価値を見出した企業が3月頃より参入を始める。 同時期、報道によるパブリシティ効果、特に電通が積極的なプロモーションを行ったことも影響し、夏頃にかけてメディア露出が過熱した。 以後約半年、ユーザー体験よりも、主に宣伝媒体としてのビジネス活用、リアルマネートレード、土地運用などによる一攫千金などの話題が中心となり、PCやネットワークに興味のないユーザーまで巻き込むブームへと発展する。 2007年末頃、各種メディアにおいて、セカンドライフが広く定着する事はあり得ないと総括されるに至る。 2008年以降、マーケティングの効果を上げられなくなった参入企業の撤退が相次ぎ、不況の影響もあって2009年3月頃までには殆どが撤退した。 2009年2月、電通撤退。 2010年4月1日、企業の参入コンサルティング事業を手がけていた株式会社マグスルもセカンドライフ事業から撤退。
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