日本における2月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 05:45 UTC 版)
日本では旧暦2月を如月(きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもある)と呼び、現在では新暦2月の別名としても用いる。「如月」は中国での二月の異称をそのまま使ったもので、日本の「きさらぎ」という名称とは関係がない。「きさらぎ」という名前の由来には諸説ある。 旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)をさらに着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」 草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」 前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」 陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」 他に梅見月(うめみつき)、木の芽月(このめつき)等の別名もある。旧暦二月は新暦では3月ごろに当たり、梅の花が咲く時期である。
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