日本における飲茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 02:50 UTC 版)
日本の中華料理店で出す点心は、華北風の餃子や上海風の小籠包や餡饅が主流で、広東風のものはシュウマイや春巻き程度であったが、1980年代以降、香港を訪れる観光客が増えるのに連れ、日本でも広東式の各種点心を出す店が増えた。 特に1990年代には、中国で食品の冷凍技術が発達し、点心を輸出できるようになると、これを蒸したり揚げたりして出す中華料理店も増え、食べられる店が増えた。 日本の大衆的な店においては、飲茶とは点心を腹一杯食べることを指し、茶を飲むことには重点が置かれない。このため、用意されている茶も比較的安価なものであったり、種類がジャスミン茶など定番のみである場合も少なくない。また、「本格飲茶」と銘打ちながら、メニューの中に点心ではない北京ダックや麻婆豆腐があるような店舗も存在する。
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